精神科・介護のよもやま話

実体験を元に裏事情を語ります

【3】お客様が喜ぶことを考える

私は施設長に対して以下の提言をしました。
 
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さて、このお客様とは誰でしょうか?
もちろん利用者様はお客様です。当たり前です。
しかし、みなさんもっと大事なお客様を忘れてませんか?
 
お金を払ってるのは誰ですか?
御家族の方ですよね。じゃあその御家族にどんなサービスを提供してますか?
私は今まで勤務していて何一つ思い浮かびません。
 
御家族の皆さんは、
「とうとう老人ホームに入れてしまうのか」
「もう死ぬまでここに居てもらうんだ」
そんなうしろめたい思いで入所依頼をされる方も少なくないと思います。
 
だからせめて洗濯だけもしてあげたいと毎週取りに来られる方もいらっしゃいます。
 
だったらMさんと同様に感染対策を徹底していただくことを条件にして、予め書面にサインしていただくなどし窓側からの入室を可能にするべきじゃないでしょうか。
 
コロナコロナと未だに大騒ぎしてるのは莫大な開発費をつぎ込んだ製薬メーカとかコロナがなくなると困る連中のせいでしょう。
いつまでも何でもコロナコロナって騒いでる連中をコロナ脳っていうんですよ。
もちろんバカってことです。
御家族ならば皆さん以上に感染対策を徹底されることでしょう。
 
まあ・・・こんなのサービスって言えるもんでもないんでしょうけど、ひとまず御家族は喜ばれるでしょうね。利用者さんの様子がわかれば御家族の不満のかなり解消されるでしょう。
 
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文中に登場するMさんは難病を患われていました。
言語機能が奪われ、意識ははっきりしているものの意思伝達ができなくなっておられた女性です。
彼女は死を望んでいたのだと思います。
食事をまったく摂らなくなってしまった為にご主人に食事介助をお願いしたという経緯があります。
 
その他に、寝たきりで表情でしか意思疎通ができない利用者さんがおられました。
それでも娘さんはいろいろな差し入れを持ってこられていました。
そこで施設がやっていたことはというと・・・窓越し面会です。
なんで触れさせてあげないんだ?
コロナ脳もいい加減にしろと言いたかった私の気持ち、理解していただけますでしょうか?