精神科・介護のよもやま話

実体験を元に裏事情を語ります

高齢者スマホ教室

世の中、スマホタブレットの出現でどんどん便利になってますね。
しかしそんな中、高齢者の方々は完全に置いてきぼりです。
ムリして機種変更しても相当頭の良い方でも難しい・難しいと仰っています。
高齢になるとどうしても頭が固くなっちゃいますからね。
 

 
私も母にこんな便利な物はないとスマホを勧めて使ってもらってます。
ざっとした事だけ教えて「使ってればわかるよ」と実際に使ってもらうと、一体どうやったらこんな画面にたどり着くんだということをよくやってくれます(笑)
 
例えば「<」のアイコンをタップすれば前の画面に戻ると言っても、指の湿気の状態によっては何回かやり直さなければならないことがよくありますよね?
画面も小さいので、ポイントを外すこともよくあります。
ガラケーではしっかりしたボタンがあったので、こういうことはありませんでした。
 
更に触るつもりのない所をちょっと触って意味不明な広告のページに飛ばされてしまったりすると、それ以上操作するのが恐ろしくなるようです。
変な詐欺まがいの広告ページとかもありますから。
つまり使い方の基本を一般のスマホ教室で習っても、上記のような問題は解決されないということです。
 
一番理想的なのはLINEが高齢者版をリリースしてくれることです。
そして使用できるのはメッセージ・通話・ビデオ通話・写真の送信に絞り込みます。
他へのリンクは一切カットします。もちろん広告もです。
そうして慣れてきたところで、通常のアプリを練習し始めるという形にすることです。
もっとも、これはLINEというかLINEを傘下にしているソフトバンク孫正義さんに依頼するしかありませんが。
まあ、でもちょっとつっつきゃ「やりましょう」とかTwitterでつぶやいて瞬時にやっちゃうんじゃないですかね?(笑)
 
それはさておき、上記の問題を解決する手段として学童保育の小学生に登場してもらうのはどうでしょうか?
まずはLINEをマスターするまでずっと張り付いてもらって誤操作した時はどうしたらいいかを都度教えて貰ったり、LINEの練習相手になってもらったりします。
お年寄りとのコミュニケーションも生まれます。おやつでも用意しておけば遊び感覚で喜んでやってくれると思います。
 
この事業はやり方次第ではかなり大きなビジネスにならないかなと考えています。
高齢者のスマホユーザーが爆発的に増える可能性もありますね(笑)